通信速度と通話定額が格安SIMの課題です

格安SIMといえば、データ通信専用契約を主契約とした携帯電話に詳しい人向けの契約というイメージがありました。

しかし、大手携帯電話会社のスマートフォン料金が、通話定額プランと大容量データ通信をパックにした契約ばかりとなったので、ガラケーからの乗り換えを行なうと一気に月額料金が跳ね上がるという問題が発生する状況に至ります。

そこで、格安SIMならば本当に必要なデータ通信量のみを契約すれば良いので、最もシンプルなデータ通信専用契約をすれば、月1000円以内で済ませる使い方も可能となりました。

メインの音声通話まで行なうスマートフォンを完全に格安SIMへ乗り換えるためには、平日の昼休みに速度低下を起こしやすい格安SIMは、不安材料と感じる人もいるでしょう。

背景には、大手携帯電話会社から通信帯域を一括で購入して加入者全員で共有していることになるので、一斉に使う時間帯の速度が落ちてしまうことは想像できます。

そこで、最初から通信速度を1Mbpsや3Mbpsといった遅めでありながらWEBブラウジングには困らない程度にして、代わりに通信帯域制限をかけないプランが登場しています。

最も挑戦的なプランを出している楽天モバイルでは、スーパーホウダイという常時通信速度を1Mbps以下として、通話料を楽天でんわアプリ経由で行なうことにより最初の5分無料とするプランが月2980円で提供開始されています。

キャンペーンを併用すれば、最初の1年間は1000円引きというプランも出しているので、インターネットも電話も両方不満なく掛けたいというニーズを捉えています。

大手携帯電話会社から購入している通信帯域幅には限りがあるので、速度を抑えて使い放題とすれば、回線負荷を少なく出来ると考えたわけです。

通話については、専用アプリを使えばIP電話網に乗せることが出来るので、大手携帯電話会社に支払う通話料を格安SIM事業者としては減らせます。

利用者にとっても最初の5分が無料と分かっていれば、必要以上の長電話をしなくなるので、回線にかかる負荷を減らせるでしょう。

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